概要

犬上川沿岸土地改良区が管理を行っている基幹水利施設である水管理施設及び揚水機場に関する機能診断、並びに機能保全計画策定を行ったものです。

業務内容

・機能保全計画策定　1式
　　建屋、吸水槽、ﾎﾟﾝﾌﾟ設備、電気設備、水管理制御施設、電動ﾊﾞﾀﾌﾗｲ弁
・機能診断調査
　　建屋、吸水槽、ﾎﾟﾝﾌﾟ設備、電気設備、水管理制御施設、電動ﾊﾞﾀﾌﾗｲ弁

設計者より一言

対象施設は、一ノ井揚水機場の建屋(鉄筋Co造)、吸水槽(鉄筋Co造)、ポンプ設備(両吸込渦巻ポンプφ200×2台・φ80×1台、電動機、補機類等)、電気設備(高圧気中開閉器、盤類等)、中央管理所及び子局の水管理制御施設(監視制御系、情報処理系、情報伝達系、電源系、用水管理系(水位計、超音波流量計、電動バタフライ弁×21台))です。作業項目としては、業務準備、事前調査、施設機能の検討、現地踏査、施設の重要度評価、性能低下要因の推定、健全度評価、性能低下予測、管理水準の設定、機能保全対策の検討、機能保全コストの算定、機能保全計画の策定、点検結果のとりまとめです。現地調査では、近接目視調査、コンクリート強度推定試験×4箇所、中性化試験(ドリル法)×4箇所、ポンプ・電気・水管理施設については概略診断調査に加えて、ポンプ設備はポンプ(φ200×2台)について詳細診断調査(簡易内部診断)を実施しました。